膵臓ホルモン2【パーソナルトレーニングジム 行徳・本八幡】
こんばんは!
正しい「姿勢」と「動作」で「ボディメイク・ダイエット」と「腰痛改善」専門、市川市行徳・本八幡のパーソナルトレーニングジム ボディインプルーブの片野です。
膵臓ホルモンの後編です!
膵島の細胞はA,B,D,Fの4種類細胞型が区別できます。
A細胞が分泌するホルモンについて説明します。
A細胞が分泌するホルモンは「グルカゴン」といいます。
アミノ酸29個のポリペプチドであり、A細胞内で大きな前駆物質プログルカゴンがつくられて、そのペプチド結合が切断されてグルカゴンが生成されると考えられています。
グルカゴンの分泌は低血糖により促進され、高血糖により抑制されます。
又、遊離脂肪酸によっても抑制され、アルジニンなどのアミノ酸によって刺激されます。
体液性因子としては血中グルコース上昇によりインスリンがグルカゴンの分泌を抑制します。
神経性因子として、第10脳神経の迷走神経はムスカリン様作用のより分泌を促進します。
グルカゴンは貯蔵燃料を動員する異化ホルモンです。(異化:生物が外界から取り込んだ物質をより単純な物質に分解すること)
肝臓のグリコーゲン分解、アミノ酸からの糖新生を促進することにより血糖値を上昇させます。
又、脂肪細胞のホルモン感受性リパーゼを活性化して、脂肪分解を促進して遊離脂肪酸を増加させます。
遊離脂肪酸は肝臓でのケトン体産生の基質になるので結果としてケトン生成を促進します。
次回、説明します膵島のB,D細胞ホルモン分泌、下垂体前葉の成長ホルモン分泌を刺激します。