膵臓ホルモン3【パーソナルジム 行徳・本八幡】
こんにちは!
正しい「姿勢」と「動作」で「ボディメイク・ダイエット」と「
お待たせしました!
片野トレーナーによる、膵臓ホルモンのお話し3回目です!
膵臓(膵島の細胞)のB細胞が分泌するホルモンについて説明します。
一般的にも良く耳にするインスリンというホルモンがB細胞から分泌されます。
このホルモンの主な作用は4つあります。
1.グルコース取り込み促進 インスリンは担体を増加することによって糖の膜輸送を促進すると考えられています。
その結果、グルコース酸化、脂肪合成、グリコーゲン生成が促進される事になります。
空腹期には血中のインスリン濃度が低下するので、インスリン依存性のグルコース輸送を行う筋肉や脂肪組織のグルコース取り込みは著しく減少するが、インスリン非依存性の脳、赤血球、腎臓などのグルコース取り込みには影響がありません。
2.グリコーゲン合成の促進 前述のように、インスリンは細胞内へのグルコース取り込み増加させることによりグリコーゲン合成の促進を起こしますが、同時にグリコーゲン合成に関与する酵素の活性を高めることによってもグリコーゲン合成を促進させます。
3.アミノ酸輸送と蛋白質合成の促進 筋肉へのアミノ酸の輸送は濃度勾配に逆らって行われる能動輸送(エネルギーを使って上がり輸送すること)、インスリンは筋肉組織での蛋白質合成を促進する結果、アミノ酸の取り込みを促進します。
4.脂肪分解の抑制 脂肪組織へのグルコース輸送の結果、脂肪酸とグリセロリン酸の合成が増加し、次いでトリグリセリドの合成が高まります。
同時にインスリンはホルモン感受性リパーゼ活性を抑制し、トリグリセリドが脂肪酸とグリセロールに分解されるのを抑制され、この二重作用により脂肪貯蔵が促進されます。