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【糖質の考え方】
こんにちは!
市川市行徳と本八幡のパーソナルトレーニングスタジオボディインプルーブの二見です。
本日は「糖質の考え方」についてです。
■栄養療法における糖質の考え方
〇現代栄養学
・身体のエネルギーになる栄養素
・1gあたり4kcal
・食べ過ぎると太る、必須糖質は存在しない
・痩せたければ低糖質
〇分子栄養学
・肝グリコーゲンになり血糖値を維持、
・筋グリコーゲンとなり筋収縮のエネルギーとなる
・タンパク質代謝を高める土台になる
・炭水化物(糖質+食物繊維)
・糖新生能力と活動量に合わせて必須の栄養素(治療食では一部変わる)
・痩せたければ血糖をやや低めに維持させる(血糖維持能力が重要)
■炭水化物
〇炭水化物=糖質+食物繊維
〇メリット①:CHOから構成されるクリーンエネルギー
・C(炭素)、H(水素)、O(酸素)から構成される
・たんぱく質のように毒素を生み出すことがない
・消化器にも優しい
〇メリット②:直接的に脳や体のエネルギー源になれる
・小腸から吸収された後、直接的に血糖となりエネルギー源になる
・肝臓には血糖維持の糖質貯蔵庫「肝グリコーゲン」が存在する(100-120g)
・肝グリコーゲンから溢れた分の糖質は中性脂肪へと変換され、長期保存のエネルギー源となる
・筋グリコーゲンとなり筋収縮のエネルギーとなる
〇デメリット:糖質の質と量を誤れば、心と身体を傷つけることになる
・中性脂肪が過剰になることで自然免疫の暴走を引き起こし、慢性炎症に繋がる
・精製糖の過剰は血糖値の急変動、ミネラル排泄、ビタミン浪費、尿酸値上昇を引き起こす
・精製糖過剰が長期化すれば消化器の不調に繋がる
■糖質の問題
〇①質的問題:糖の種類
・糖質といえど、構成する糖類ごとに代謝される経路が違う
・摂る糖質の質によって身体に起こる反応が変わるため、「クリーンエネルギー」という本来の目的に合った物を摂る
・血糖維持、肝&筋グリコーゲン回復に働く糖質「でんぷん」を摂る
〇②量的問題:糖質のみの食事
・デンプンだろうと摂りすぎると機能性低血糖に陥る
・なぜなら食物繊維と切り離されていて本来の形ではないからである
・朝、時間がないからと言って糖質のみの食事になってしまうと、機能性低血糖に陥りやすい
・確かに糖質はクリーンエネルギーであり、適時必要な栄養素だが、過剰によるデメリットを忘れてはいけない
・糖質を摂ると元気が出る
・高血糖状態はストレスに対処できるハイな状態であり、一時的には不調が改善されたように感じる人もいる
・ハンドポーションで管理して、過少と過剰を防ぐ以上になります。引き続き栄養療法について学んでいきます。
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