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腰痛について
こんにちは!
市川市行徳、本八幡のパーソナルトレーニングジムボディインプルーブの二見です。
今日は腰痛についての学びを記していきます。
■腰痛の原因
・Biomechanical:機械的
・Physiological:生理学的
・Personal:個人差
・Psychosocial:心理的、ストレス、社会的要因
・Motor Control:モーターコントロール
■腰痛の分類
・腰痛で受信する患者のうち約85%は画像診断で原因が特定できない
・非特異的腰痛
腰部に起因する腰痛であるが、神経症状や重篤な基礎疾患を有していない
・神経性腰痛
腰痛椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの腰部に起因する神経症状を有している
・非機械的腰痛
・腫瘍、感染、炎症
・内臓性腰痛
・泌尿器、消化器、夫人疾患などに起因する腰痛
■腰痛への介入
徒手やスタビライゼーションエクササイズのみでは不十分であるため、
脳や神経系を考慮した介入や、個人の精神的、社会的な問題への取り組みも必要だと考えられる
■症状のない人々の画像診断
・椎間板の肥大=87%、部分的RC損傷=22%
・肩関節包の肥大=87%、肩周囲の変形=96%
・椎間板の摩耗=37-96%
・変形性膝関節症=4-43%
・軟骨損傷=11-43%、半月板損傷=4-19%
・CAM変形=37%、Pincer変形=67%
・関節唇の損傷=68%
・モートン病=54%、ATF靭帯の問題=37%
■慢性腰痛において構造的知見に基づいた介入への疑問
身体的特性、身体的左右差、構造的変異や損傷が筋骨格系の問題と関連していると考えられ評価や介入の対象となってきたが、これら「標準値」からの逸脱は正常であり病変ではない。身体的・構図尾的な個人差と腰痛の関連は見られない
■腰痛
・いつから?
・急性:VAS>7
・慢性:VAS<7
・どこが?
・One Point Indication
・Palmar Indication
・下肢痛ありorなし
・動くと痛い?
・安静時も痛い
・動くと痛い
・伸展・屈曲で痛い
・回旋で痛い
・年齢・生活習慣
・若年者→分離症?
・高齢者→圧迫骨折?
・RED FLAGS
・重度の事故
・安静時痛
・著明な腰痛
・夜間痛
・骨折
・発熱
・全身疾患
・腹痛・陰部痛
・薬物使用
・失禁
・癌 etc
■末梢性要因
・組織の損傷
・過度の圧迫ストレス
・ミスアライメント
・分節運動の欠如
・筋内圧・関節内圧の上昇
■中枢性要因
・疼痛制御システムの崩壊
・エラーの探知に伴う前帯状皮質の活性
・痛覚・アロディニア
・恐怖・記憶・精神的ストレス
・生理学的要因(栄養、ホルモン、感染など)以上になります。
ボディインプルーブには腰痛のお客様も多いですので、引き続き学んでいきます。