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【奇跡のミネラル マグネシウム】
こんにちは!
市川市行徳と本八幡のパーソナルトレーニングスタジオボディインプルーブの二見です。
本日は「奇跡のミネラル マグネシウム」についての学びです。
■ミネラルの重要性
・ビタミンは確かに重要ですが、ミネラル無しでは何の働きもしないミネラルこそが栄養の世界のシンデレラである
-アール・ミンデル(ビタミンバイブル)-
・酵素の働きを活性化させる
・ビタミンを活性化させる
■Mgはミトコンドリアミネラル
・ATPを利用するときに使う酵素ATPaseの活性化にはMgが必要
・MgなくしてATPなし、Mgが不足するとミトコンドリア機能低下が起こる
・Mgは間接的なものも含めれば、あらゆる代謝に関わる
・現代人は食べ物からの摂取が不足し、また無駄遣いもしがち
■Mgの特徴
・VB群がミトコンドリアビタミンと言えるが、その働きもMgに支えられている
・VDの活性化にも必須
・Mgは人体に25g存在
・鉄は4-5gで、Mgは4番めに多いミネラル
・60%は骨の中に存在、40%は筋肉、脳、神経内に存在
・Mg不足は筋、脳、神経系にも不調をきたす
・Mgの99%は細胞内液に存在し、細胞外液(血液)には1%未満
・血液検査では推し量れない
・ALP、毛髪ミネラル検査でみる
■Mgの不足が起こると
・筋肉、脳、神経系に障害
〇不安、パニック発作
・Mgは副腎ホルモン(抗ストレスホルモン)の制御に関与
〇うつ病
・セロトニンの分泌はMgに依存性を持つ
〇不眠
・メラトニンの生成に補酵素として関与
〇糖尿病
・GLUT-4の発現に影響し、耐糖能が低下
〇高血圧
・血管の収縮はCaイオンが細胞内へ流入することにより起こる
・カルシウムが蓄積したままでは収縮状態で止まってしまい血圧が上がる
・細胞内からカルシウムが抜け出すためにはMgが必須
・筋痙攣(つる)のも同じメカニズム
■過剰症は
下痢
■Mgの摂り方
〇サプリがお勧めできない理由
・サプリで大量に摂ると下痢になる
・腸管内に高濃度で流れ込むと浸透圧性の下痢が起こり、吸収が阻害される
〇吸収を阻害するもの
・リン酸塩
・加工食品
・鉄も同じ
〇吸収率
・30%程
・腸内環境を改善し、胃酸分泌を促進することで吸収が良くなる
・海藻、豆類、ナッツ類、全粒穀物
■豊富な食材
〇100g中で最も多含むのは海藻類
・海苔1300mg
・わかめ1100mg
・こんぶ540mg
・ごま360mg
・ゴボウ530mg
・だが100gは食べないし、吸収率の悪さがあり大量吸収もできない
・小まめに摂り、長期的に不足を補い、浪費を抑える
・本来はMgは腎臓の調節能により再吸収され不足がおきづらいはず
・重なるストレス、慢性炎症による無駄遣いでMgの浪費が根本的な問題以上になります。引き続き栄養療法について学んでいきます。
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